鼓動に耳をすます

とりあえず修羅場は終わった。かのように思えたのもつかの間。月末にはでかいやつが待ってる。
ビックバンドの仕事だがDUOやってもギャラ出ないのに大所帯のビックバンドではギャラが出る。ようわからん。労働量では絶対DUOのほうが多いんだけど。金の流れる場所にいなかっただけ、作る努力をしなかっただけの話か。まぁそのかわりと言っちゃなんだがたくさんの人との出会いがもらえたし自分自身の経験にもなった。反省すべき点もあったしよかったんじゃね。とりあえずイントロ、エンディングのやり方は改善が必要。
あとその日、出す最初の音も大事。ついつい練習のような弱い音になりがちである。できれば最初の一音からグルーブしていたい。一番緊張する瞬間だが、だからこそ落ち着かねばならぬ。目を瞑って自分の心臓の音だけを聞いていると割りといい感じに落ち着ける。完全にリラックスとまでは言わないがパニックになることはない。自分は今、緊張してるということを自覚するといい緊張ができるみたいだ。
緊張を認めたくない、緊張してることを受け入れられない状態がパニックを引き起こすのだろう。そしてなにかすごいことをしなきゃみたいな脅迫観念も併発してあー大変。なんつうか落ち着いて緊張してる感じが理想なのかもしれぬ。簡単にいえば良い緊張感。何事にも追われていない状態。


そういや女がいねーな。久しぶりに友人などと話すと決まって彼女はできた?なんてくだらない質問を聞いてくる。当然いるわけはないのだが、最近一つ気づいた事がある。
以前は暇さえあれば女がほしいよーとか言っていたが今じゃこうやって人に聞かれてそういえばと気づかされる事が多い。そんぐらい今はどうでもいい。てか知らん。そんなこともあったけ?
こうやって書いてみると負け惜しみに聞こえなくもないがな。まぁ負け惜しみだけどな。
何に敗北したのかはよくわからんが。