んあー
先週ぐらい「FFやりてー」とか思っておったのだがしばらく時間が経ったらあっさり忘れた。馬鹿かオレは。
怒濤のように今月は終わったが来月はわりと暇。

トラヴェリング・マイルス

トラヴェリング・マイルス

最近先輩から借りっぱなしのカサンドラウィルソンの「traveling miles」に借りてから半年の時を経てようやくハマッタ。最初はあまりピンとこなかったのだが、「run the voodoo down」のかっこよさに痺れた。三拍子だったのかこの曲。ヤバい。三拍子の16ビートヤバイよ。ネットじゃ評判はあまりよろしくないが、オレはなかなか好きよ。まさかblue in greenを歌うとは寝耳に水。
だって題名がsky and seaなんだもん。まぁとなりに親切に(blue in green)って書いてあったんだけどね。
この曲パットメセニーがガットギターでゲスト参加しているのだが、何が評判悪いってこの曲のメセニーのソロ。なんつうか簡単にいえば下手なソロって言われている。
んなことないと思うけど。まぁオレもあのソロは両手を上げていいとは思わないが少なくとも下手ではないと思う。やれるもんならやってみ?あんなにもたらせてでもちゃんとリズムの枠にしっかりおさめて弾くなんてそんじょそこらの奴にできないぜ?しかもレコーディングで。下手に聞こえるが上手いよやっぱ。いいとは思わないけど。
「voodoo reprise」もよい。この曲一曲目の「run the voodoo down」の続きなのだが途中から1人ゲストのボーカルのネーちゃんが参加する。てか掛け合う。でハモったりする。ハモりがいい。調べたら2度でハモってるよこの人達。不協和音だよ。全部の音が2度ではないけどね。ちゃんと2度のいったら次はユニゾンしてる。絶妙です。しかしこの曲二人は何拍子でとってんだろ?バックひたすら三拍子だがあきらかにボーカル二人はちがう拍で歌ってる。ように聞こえる。これがM-BASE理論ってやつか?おじさんには難しすぎてわからんよ。(追記…ポリリズムというらしい。三拍子の曲を四拍子でとると3×4=12小節目の頭に帰ってくる。エバンスがよく使うらしい)
他の曲もええんよ。こう来るか!って感じで。ESP、TUTU、seven steps歌ってるよこの方は!てな感じで以外な曲を以外なアレンジで攻めてきます。もちろんオリジナルもやってる。「traveling miles」ではスティーブコールマン登場です。「time after time」はオリジナルのシンディローパーを超えちゃってます。最近シンディローパーが来日してお寺かどっかでこの曲を歌ってるのテレビ見たんですがひどいもんでしたね。
色々と思う節はあるのですが、このような古きよきスタンダードも大切にしつつ新しい事に挑戦しているところが俺は好きなのかもしれません。一応マイルスリスペクトってことでマイルスの曲がほとんどなのでマイルス好きにもおすすめです。どっちかって言ったらエレクトリックなマイルス好きにはおすすめですかね。

久しぶりにいい刺激をもらったなぁ。なんだかこういういいモン聞くと俺もやったるでって気持ちになりますね。